糖尿病の食事 この知恵が効く の記事一覧





糖尿病の食事療法、正しい知識を持つことがなぜ必要か。


糖尿病は、血液中の糖分の濃さを示す「血糖値」の高い(高血糖)状態が、特段の自覚症状の無いままに続くことで、血管の受けるダメージが静かに進んでいく病気です。


糖尿病 食事 糖尿病は現状では、完治することのない病気とされています。

もし治療せずに現状を放置した場合、はやければ数年程度で3大合併症糖尿病性網膜症・糖尿病性腎症・糖尿病性神経障害に代表される、さまざまな合併症を発症することになります。


これらの合併症は、(周囲の家族も含めた)患者本人の生活の質に大きなダメージを与えかねず、また最悪の場合、失明や手足の切断、あるいは生命そのものにも関わりかねません。

したがって糖尿病は「現状以上に進行させないこと」を至上命題として、その治療にあたらなくてはなりません。


糖尿病は専門医の診断によって確定しない限りなかなか判明しにくい病気でもあり、病気の存在に気づいていない、あるいは病状を軽くみて診察を受けていない人の数も、相当数に達しているとみられます。


国内の糖尿病患者・潜在的な患者数は、2,200万人を超える(2007年度現在)と推定されています。(糖尿病の具体的な症状等は、姉妹サイト「糖尿病 3分で知る症状と全体像~治療・食事・予防」を参照下さい。)


しかしこのように恐ろしい糖尿病であっても、定期的な検査と治療、そして生活習慣の改善によって、合併症の発症と進行を抑え、一般の人とそう変わらない生活を送っていくことは可能なのです。


糖尿病の治療は、できるだけ初期の段階で血糖値をコントロール下に置いたうえで、合併症の発症をいかに防いでいくかがポイントになります。

そのためにも専門医の指導のもと、日々の食事・運動・休息を含めた日常生活全般において「血糖値に気を配ることを、ごく当たり前の日常として受け入れる」ことが、大切になってきます。


糖尿病の治療全般において非常に大きなウェイトを占めることになるのが「食事療法)」です。

食事によってインスリン(すい臓から出るホルモン。ブドウ糖をエネルギー源に変えるはたらきを持つ)の分泌量が影響を受けて血糖値が変動するため、食事療法はまさに糖尿病治療の中心を占めることになるのです。


日本人の糖尿病の9割以上を占めるとされるのが、生活習慣の乱れや加齢がその発症に深く関わってくる
2型糖尿病」です。


1型糖尿病」は小児~若年期の発症が多く、日本では全体に占める割合も5%に満たないと言われます。。

1型糖尿病の場合は、すい臓の細胞が破壊されてインスリンの分泌が行われなくなるため、インスリン注射によるその補充が主な治療になり、食事も発症前と比べてほとんど制限はされません

これに対し2型糖尿病では、食事療法を抜きにして血糖値を適切にコントロールしていくことはまず不可能なのです。


現在すでに(2型)糖尿病である場合は、医師から総合的治療メニューの一環として示された食事療法を遵守するのがベストです。


すでに症状がある程度進行して合併症などを発症している場合、管理栄養士による食事指導を厳格に守る必要があり、いっそう神経質にならざるを得ません。

加えて、他に心臓や腎臓に疾患を有している方の場合、カロリー・塩分量がそれら他の病気の症状へ及ぼす影響も考慮する必要があるため、糖尿病だけを意識した中途半端な自己流は絶対に避けなくてはなりません。


しかし、特定健診や人間ドックなどで生活習慣病であるとの指摘を受け、糖尿病発症の不安を抱えながら日々を暮らす人も相当数に達するとみられるこの日本で、糖尿病の食事に関わる正しい知識を身につけることは、もはや人生において必須の知識と言ってよいでしょう。


当サイトでは、糖尿病の食事・食事療法のポイントとなる基礎知識を、わかりやすく解説してまいります。




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